郷土玩具民藝北海道網走の民芸品二ポポ 6cm

「おまめと郷土玩具。網走の小さな守り神、二ポポ。」

「二ポポ」とは樺太アイヌの言葉で「小さな木の子供」と言う意味で、望みをかなえてくれるお守りとして木彫りの人形二ポポが作られました。山や海に狩や漁に出掛ける時など、二ポポに祈願したら必ず成就すると信じられていました。小さいものはセニシテ二ポポと云い、健康のお守りとして身に着けたとされています。

現在の「二ポポ」は樺太新問からの引揚者高山長兵衛氏の指導の下、モヨロ貝塚の発見で知られる考古学者米村喜男衛氏の考証により、網走市の民芸品として1954年から販売することになったものです。

二ポポの底面には「網走刑務所」の刻印があり、刑務作業製品であることを証明しています。

材料となる槐(エンジュ)は耐久性に富む木目の美しい木材で、北海道では床柱にも使用します。また「エンジュ」に「延寿」の字を当てて、縁起がよい木として珍重されています。

こちらは6cmの二ポポ。掌に収まる愛らしいサイズ感です。

①幸運のお守り、二ポポ
「二ポポ」とは樺太アイヌの言葉で「小さな木の子供」と言う意味で、望みをかなえてくれるお守りとして木彫りの人形二ポポが作られました。
山や海に狩や漁に出掛ける時など、二ポポに祈願したら必ず成就すると信じられていました。

②手彫りの表情
二ポポは全て一点一点手彫りで丹念に制作されています。一つ一つ微妙に顔や体が異なる様は愛着もひとしおです。

③美しい木目槐(エンジュ)
ニポポはこの地方の銘木エンジュというもっとも堅い木が使用され、美しい木目と年月を重ねると深い光沢が独特の味わいが出るものです。
刑務所の作業製品という性格上、増える需要に間に合わず、大変価値の高い商品となっています。

郷土玩具 民藝 北海道網走の民芸品 二ポポ 6cm

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